2008年07月12日
成功者はつまらない。
【Q】大成功者を出していらっしゃらないのは
なにかの意図が含まれるんでしょうか?
【A】 ご質問、ありがとうございます。
はい、大成功者もときどき、出てもらいますよ・・・。9回目は、あのトニー・ブザンだし。
ただねー成功者ってねー、一般的には、つまらないんですよ。
過去の体験談を聞くだけだからねー。「なるほど」と学んだ気にはなるんだけど、ご宣託よろしく、自分の思考は停止する。それよか、ギリギリのところを走っている姿に、ボクはエネルギーを感じるんだよね。
余裕とゆとりで、自分の領土と名声を拡張していく成功者にとっては、ほかの番組があるでしょう?
成功者を集める番組は、5年後、「あぁ、いた、そんな人」になる人を集めているんじゃないかな?
この番組の制作チームは、「出演者の5年後をみていてよ」と突っ張った番組をつくりたいとおもってます。
リアルな、現在進行形の物語をみてもらいたいんだよなぁ。じゃないと、視聴者に「はたらくげんき」を与えられんぜよ。
投稿者 kanda55 : 15:50 | コメント (11) | トラックバック (0)
2008年06月29日
愚かな賢人
「はたらくげんき」の収録で、和田中に伺った。あの「よのなか科」の学校です。
藤原和博先生は、任期満了でご退任。代わって、同じくリクルート出身の、民間人校長・代田昭久先生が、この4月に就任している。
現在、ネットを検索してみると、検索エンジンの上位にでてくるのは、ほとんど藤原先生がてがけた改革に対す批判的コメント。夜に私塾(SAPIX)を招いて行う「夜スペ」、PTAの解体等、象徴的にとらえられがちな施策なんだけど、住民からの監査請求があったりして、物議をかもしだしている。
「教育までも民営化するのか」「行き過ぎた新自由主義だ」と、不安が噴出しているようなのだ。
いやー、こりゃ大変なときに、代田先生は就任したなぁ。渦中に栗を拾いにいくチャレンジャーというのは、まさに彼のこと。こういうことは初代よりも、ある意味、優秀でないと、できない。
で、実際のところは、どうだったかというと・・・
素晴らしいんですよ、代田先生。
取材がはじまる前は、上の空で・・・
どうしたのかと思ったら、その収録直前に野球部が準決勝で、試合に負けた、という。
そこから立ち直れない。中学三年生が、号泣するなか、自分も隠れて泣いていたそうだ。
「なんで、隠れて泣くんですか?」という私からの質問に対する、代田先生の答えは
「校長という立場で、泣くわけにはいかないでしょう」
そう語っている間から、代田先生の目はみるみる真赤になっていく。
ネット上での批判者は、中学生とともに涙を流す代田先生の姿を知らない。そして批判者の言葉は実に知的で、正しく聞こえる。
言葉の受け手が真実を見続けようとしない限り、批判者の言葉は真実として広がっていく。
「ネット上やマスコミでの批判に対して、生徒の反応は?」
代田先生は、ひとりの生徒の言葉を教えてくれた。
「先生、仕方がないですよ。マスコミも仕事なんだから・・・。ところで、昨日の取材のときの先生、ウツリ(映り)、いいですよ」
私は、和田中の教育の成果は、この中学生の言葉で明らかであると思う。中学生の認識レベルの高さは、現実に汗も涙も流さない賢い批判者の言葉を、幼稚にすら思わせた。
溢れる情報のなかで、もはや私たちの思考すら自由を失ってしまった今、自由でいられるのは、良質な教育を受けたものだけの特権だ。
投稿者 kanda55 : 09:34 | コメント (10) | トラックバック (2)
2008年06月25日
女性のなかの、強さが光る、そして男性のなかの、優しさが輝く
それにしても、勝間和代さんは、凄い。
この間、新聞をみたら、どのページをみても、勝間さんの本の広告。次のページを開いたら、「勝間和代vsみずほ銀行頭取」対談を掲載した雑誌の広告。みずほっていったら、日本の金融界の頂点なんですから。
日本列島、勝間さん、一色ですよ。
しかし、いったい、ひとりの人物がこれほどの影響力とは? いったい、どんな時代的なメタファーがあるのか?
男性のまわりに女性が集まるのではなく、力のある女性のまわりに男性が寄り沿う時代。
おそらく「知的生活」というのが、男性最後の砦だったと思うんですよ。いまや渡辺昇一先生といった大学教授が知的生活の象徴だった時代から、自転車に乗った、ワークライフバランスの女性が、知的生活の象徴となりました。あっさりと、男性の最後の砦が崩されたわけです。
今後、ますます男性の女性化が進み、女性の男性化が進む。
もはや高校生の男女の会話を、書き起こすと、どちらが男性で、どちらが女性かわからない。言語レベルでは、性差は消えつつある。
ゲイ&レズビアンも増えるだろう。
両性具有の時代に向かって、急速に動き出している。
この間、ある大手銀行の講演会で、私はぶちかましてしまいました。
「ダイバーシティを推進するには、ゲイを積極的に雇うことが重要なんですよ・・・」
誰も反応してくれなかったですよ。
真実を伝えるのにも、勇気がいります。
投稿者 kanda55 : 22:43 | コメント (13) | トラックバック (1)
2008年06月22日
収録は、あと2回。
『はたらくげんき』は、企画まで結構、口を出していたんだけど、いったんスタートしたら、ボクは助演出演者。できあがりまでは、どうなっていくのか、わからないんだ。この間、はじめてDVDをいただいたんで5回連続で、観たんだけど・・・
いや〜これは収録チームのみなさん、非常に気合はいってますね。
というのは、毎回、毎回、映像のスタンスが微妙に違う。これは撮影チームが変わっていっているからなんだけど、それぞれの撮影チームの個性がでている。
とくに・・・
第3回のオープニングの映像は、流れるようなスピード感で非常にかっこいい。
第5回のオープニング映像も、緊張感が素晴らしい。意味を解釈してあげるのではなく、意味を解釈する余地をふんだんに残しているから、番組を見た後に、ものすごく自分に対する内容の投影がはじまる。
わたくしが思ったのは、映像チームのショーケース的な番組ということです。
なんか、ギリギリのところを狙っているんだ。遊べるぎりぎりのところ。
キワって、やつ?
もうすでに第7回まで、とりおえて、あと残る2回だな。まさにフローが起こりまくりっす。
制作チーム全員、超楽しんでやってまーすので、ぜひ毎回、観てねー。
感想・お便り、お待ちしてまーす。
投稿者 kanda55 : 22:16 | コメント (2) | トラックバック (0)
























